天国の君へ一日一通のラブレター joseph

 












 今日と明日の空があれば それでいい!

孤独じゃないけど一人なんだ。


父は 15才の時に 癌で逝った  よくある 話し


母は 19才の時に 脳腫瘍で逝った これも よくある 話し


彼女は 23才の時に 事故で逝った これも よくある 話し


よくある話が 続くと どうなのかな~?


そして 僕は肺がん ステージ4  ここでまた よくあるが出て来た


 

 


父は さえないスタジオミュージシャンで 優しい ろくでなしだった


母は 僕を抱いて イタリアから 日本へ 父を追って やって来た


彼女は いつも「一人は嫌!」だと!  僕を 一人にして逝った


いつも 辿り着く答えは おなじなにに 今日も 考えている


淋しいのは みんな 皆      「おなじなのに!」




副作用のためか 嘔吐 下痢がひどい 暫く続くみたい・・・


この先の治療法は?     「生きて行けるの?」


抗がん剤の先が・・・    「僕には みえない!」      



でも 頑張らなきゃ!         jose




(暗い記事で、申し訳ありません。m(__)m)


                                                                                                            画像はお借り致しました。

僕の彼女は、ボク!


僕達は 幸せになるはずだった。・・・・




僕の彼女は、自分のことを 僕と言う


最初は馴れなかったが いつの間にか馴れた


「僕のアイス食べた~?」  「う~んん僕、食べてないよ!」


「これ僕のでしょう?」     「違う!僕の!」


部屋中に 僕の 僕は、が とっちかる


「僕、先にベットに入るよ。」  「うん、僕も直ぐに行く。」、、、、、?


考えてみれば 妙な会話


盗聴器でも仕掛けてあれば 聴いてる方は 「如何なものか?」



そんな彼女が 事故で逝ってしまって


もう 14年が 経つ


僕の中で ちっとも変わらない 彼女


天国で 上手くやっているだろうか?


いつもの 癖で また空を見上げてしまった



「僕 jose 大好き~」、、、まぁ~いいか!



微笑みながら 混雑する 人波の中


僕は また 歩きだした。



                  josepn

海岸通り


海岸通り3丁目  このバス停まで いつも迎えに行った


そよ風に髪を 泳がせて君は 携帯を見ながら 待っている


二つ目の角を 右に折れたら 小さなテニスコートがある


そこで 僕たちは 初めて 出逢った・・・


あれから もう随分と 時間がながれたね


      

   



海岸通り3丁目 今は 僕が君を 待っている


来るはずもないのに・・・・  


あ~ また 空を見上げてしまった



          joseph